『僕らは奇跡でできている』第1話の感想

新火曜ドラマ『僕らは奇跡でできている』が10月9日にスタートしました!!! 

 

高橋一生榮倉奈々が出演しているので楽しみにしていました!

 

今回は第1話の感想をまとめていきます。

 

あらすじ

 大学の動物行動学の講師している、ちょっと変わった相川一輝先生(高橋一生。自分の好きな事には夢中で取り組むが、周りの話を聞いたり空気を読むことが苦手なよう。周りからは変人扱いされている。

 そんな相川先生は、苦手なことを先送りにするのが得意(笑)

 虫歯が出来てしまいますが、歯医者に行くのを先送りにしてしまう。

 しかしとうとう我慢できなくなり、鮫島教授の紹介で、水本育美(榮倉奈々の歯科クリニックに行くことになる。

 

感想

仕事のできる女性の苦悩

 育美はエリート歯科。患者から輝く女性特集をする雑誌の取材を頼まれるほど。

 一方、育美の彼氏はおそらく普通のサラリーマン。

 育美は自分で買えるからと、高級なアクセサリーをご褒美に買い、それを彼氏と会うとき付けていきます。

 2人でレストランに行きますが、育美は高級なワイン、高級なコースを平気でぽんと頼みます。それに怯える彼氏。

 育美は、私が払うから大丈夫と言います。

 そして食べ終わってから、久しぶりに美味しいもの食べたと言ってしまいます。

 これでは彼氏のプライドが、、

「育美は俺のこと下に見てるんだろ。」

 

 彼氏より仕事ができ、経済的にも余裕のある育美。それを彼氏に僻まれてしまいます。プライドの高い彼氏なんですね。

 2人の関係はどうなるのでしょうか。

 

うさぎとカメの話

 一輝は、歯医者の待合室で会った小さな男の子とうさぎとカメの話をします。

「うさぎは倒れていたかもしれないのに、カメはなぜうさぎに声をかけなかったのか。」

 男の子から謎を告げられ、一輝は考えます。

 そして答えをみつけます。

「カメは全然頑張っていない。勝ち負けにも競争にもこだわっていなくて、ただ前に進むことだけを、カメの世界をたのしんでいる。もはやカメの世界にうさぎはいなかった。だから声をかけなかった。」

 考えたこともないような疑問を持つ男の子も素敵ですし、こうやって答えを見つける一輝もすごい!

 

 歯医者で一輝は、育美に「先生はうさぎみたいですね。」と言います。

 器用だという意味で言われたと思った育美は、「私、こう見えてカメなんですよね。」

と努力型なのだという意味で返します。

すると、一輝は

「コツコツ頑張るのがカメなんですか?」といい、先程のカメの解釈を伝えます。

じゃあうさぎの解釈は、、?

「うさぎはカメを見下すために走るんです。自分はすごいって証明したいんです。」

 彼氏から、俺を見下しているんだろと言われたばかりの育美は、一輝の言葉の意味をきこうとしますが、他にも患者さんがいたので聞けませんでした。

 

うさぎとカメの話にそんな解釈の仕方があるなんて思いませんでした!切り口が面白い。

 

 うさぎが、自己顕示欲のために走っているとしたら、カメは正反対で自分が楽しいから歩いています。

 自己顕示のためではなく、自分の楽しいように楽しむ方が好きだなと思いました。

 

一輝の独特の世界

 はじめ、一輝が実際にいたら関わるの面倒くさそうだと思ってました。

 自分が歯医者だとして、患者が関係ない話をベラベラ話してきたり、約束の時間に遅れたりするなんて普通嫌ですよね。

 でも、一輝の何気ない一言が、世間の常識を崩したり、ハッとさせられることが多いんじゃないかと思います。

新たな視点、新たな価値観をくれる人っていいですよね。

 

 一輝の授業でも、はじめは独特の課題に呆れて困る生徒たちでしたが、自分で考えることが多い授業なので、しだいに楽しさに気づきだしたんじゃないかな。

 私も相川先生の授業受けてみたいし、話してみたい(笑)

 

好き嫌いが分かれそうなドラマですが、私は好きです!!!ちゃんと全話見ていきたいと思います!!